空き家の番犬が吠えても

22 6月

空き家の番犬が吠えても

北本市の自然素材の家の我が家の4件隣りに、築20年ほどの空き家があります。
元々高齢のご夫婦がお住まいでしたが、ご主人が老人ホームに入られた後、いつの間にか奥様の姿を見かけなくなりました。
ご近所付き合いをなさらない方であったこともあって、何時から空き家になったのかは分かりませんでしたが、このお宅には番犬がいて、その犬は近所の小学校から聞こえるベルや子供たちの登下校中によく吠えるのすが、ある時から夜中じゅう吠えるようになったので、町内会の方が訪問して空き家であることが分かりました。犬は空腹と心細さで吠えていたようです。
何より不用心なので、警察に連絡したものかどうかも含めて何とか親族と連絡を取る方法を模索することになりました。一番の急務は犬の扱いで、保健所に連絡するのはせめて親族に連絡がついてからにしようということになったようで、エサをあげようにも小学生なども下校時に何か食べ物を与えているようですし、散歩もしなくてはいけないので気を揉みました。
犬はほどなくいなくなりましたが、空き家はそのままで、雨戸も閉めっぱなしでどんどん寂れていく様子です。