借り手のない空き家を増やす一つの原因

9 6月

借り手のない空き家を増やす一つの原因

空き家が増えていると全国的に叫ばれていますが、特に地域によってその深刻度は幾分か異なり、特に高齢化などの問題が進んでいる自治体では空き家が多いといわれます。
高齢化問題と空き家ですが、どうしてその二つが結びついているのかというと、やはり高齢になると子供世帯などの住居へ引っ越しをしたり、老人ホームに移住したりと、元の住宅から出て行く人も多くなります。
しかもその多くの住宅が高齢者が長年暮らしていた住宅ということもあり、老朽化が進んでいます。
大家や管理人にとってはなかなかその住宅のリフォームをしてまで人に貸す余力がなく、そうすると空き家はそのまま放置されたり、なかなか次の世帯が超してきにくい環境が整ってしまうのです。
もちろん高齢者が家を離れることは身体のことや万が一のことを考えての結果であり仕方のないことですが、高齢者が元いた自宅で生涯にわたり暮らしにくいというのも空き家が高齢化が進む地域で特に増加するという一つの理由になっています。

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